知っておくべき仕組みの法則【保険】
【今回は2つのセクションに分けてお話しします。この記事はパート2です。】
パート1では「選択」についてお話しさせて頂きました。
パート2では本質「仕組み」についてお話ししていきます。(少し頭を使います。)
TVやWEB広告で共済や保険会社のCMを目にしたことはありませんか?
2020年9月現在、会社は42社 500種類近くの商品があると言われています。
その中から選ぶのって難しい。。と思って当然です。
しかし42、500あっても仕組みの部分は皆同じ
【3つしかありません】
そしてもう一つここで大切なポイントは
【入口】と【出口】
・入口 → トータルで払う金額
・出口 → 戻ってくるお金
簡単にいうと「車」や「服」と同じです。
例えば
【車A】
購入金額 300万円
売却金額 150万円
【車B】
購入金額 300万円
売却金額 50万円
車Aと車Bどちらがいいですか?
【ブランド服A】
購入金額 15万円
売却金額 9万円
【ブランド服B】
購入金額 15万円
売却金額 1万円
メルカリで売った時どっちの服を持っていた方がいいですか?
これからある程度の目安金額と仕組みを説明します。
その前にイメージ条件合わせるととてもわかりやすいので
【年齢、性別】:30歳、男性
【払込期間】:30年
【死亡保険金】:1,000万円
→ 亡くなった際1000万円保険金が下りるという条件で
3つの仕組み、入口出口で見てきましょう。
※【養老保険】は今回除きます。 → 詳しく聞きたい方はお話しさせて頂きます。
【仕組み編】
30から60歳までの期間に万が一のことがあると1000万円保険金が下ります。ただし60歳を1日でも過ぎると保険金は下りません。例えると電車の定期券、期間が決まっていてそこまでは保障しますよという保険。
【入口出口の観点】
「掛け捨て」保障だけを毎月買っているので、60歳の時まで何事もなければ、戻ってくるお金はありません。なので購入している金額 144万円はマイナス支出です。
30歳から60歳までの期間月々お金を支払い、60歳以降も亡くなるまで1000万円保障が続くといった保険。60歳以降は保険料を支払うことはなく保障が一生使えます。
【入口出口の観点】
終身保険には積み立ての機能もあり、会社毎所定の積み立て利率でお金を運用します。
このケースだと60歳まで払ったトータルの金額に積立利率が付きますので、60歳以降解約をすると増えた金額が戻ってきます。
簡単にいうと上の【定期保険が90%】【終身保険が10%】合体した保険です。
国内の保険会社「社名が漢字の名前」共済などはこのような形が多いです。
30歳から60歳まで条件は同じく保険料を払うといった設定でお話しすると
30〜40歳までは毎月16000円、40〜50歳は毎月23000円というように10年毎更新があります。更新すると保険料は目安1.5〜2倍上がります。
そして最終的に残るのは【終身保険10%】300万円の部分のみなりますので、ほとんどの保障が60歳の時消滅します。
【入口出口の観点】
10年毎の更新が30〜60歳の間で、3回あるのでトータルは960万
ただ出口に関しては【終身保険10%】のみ積立機能があるのでそこから換算するとおおよそ100〜150万円前後とイメージして下さい。
【入口出口まとめ】
いかがでしたでしょうか。
「保障や年数など条件はほとんど同じ」でもここまで入口出口に差が出ます。
仕組みは3つだけというのも意外と簡単ではありませんか?
皆様は3つのうちどれを選びますか?
まとめると、保険会社で販売している「商品名」は500種類ありますが、形は基本的に3つです。
簡単にいうと「コカコーラー」「ペプシ」「メッツ」で会社名商品名が違ってもコーラといった種類は同じといった所です。
話を戻します、保障を買っているという人も、そもそも保障が消滅してしまったら、
嫌いや無駄だとわかっていて払っていても、保障自体なくなってしまえば本末転倒です。
パート1の「選択」とパート2の「仕組み」といった所は皆さんのお金を無駄にしない為にはとても重要ということです。
そして最後に3つの中から1つ選ばれると思います。ただどこの会社がいいのかって疑問もあると思います。
簡単にここの部分もお答えすると
保険も金融商品なので商品がいいもありますが、世界的に見て資金面ファンドや母体がでかい会社ほどいいと思います。
例えば「終身保険」積立ですね。皆さんがお金を増やす際どこを見ますか?
金利や利率ですよね。
終身保険の部分でも述べましたが各会社で利率が異なります。
折角払うのであれば利率が高く、安定的でより増やしてくれるが会社がいいと思います。
以上で「前編」「後編」と2つのセクションに分けてお話ししました。
※金額などはあくまで目安です。人によってはこれ以上差が出る方もいます。
【まとめ】
・80歳以降も【料金】【保障内容】が変わらず有効に使える。
・「入口、トータル」「出口、リターン」の関係からリターンが高いものを選ぶ
この2つを取り入れるだけで、保険の無駄は解消されます。
大切なお給料から、毎月毎年保険料を払うのであれば、無駄なく自分自身に投資できる仕組みを考えてみてはいかがでしょうか?
何か分からないこと←のお聞きしたいことがあればお気軽にお問い合わせ下さい。
【パート1】
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